2021年6月7日

総合リサイクル企業/東金属の経営戦略/大型発電プラント建設へ/リサイクル資源をヤマダHD製品に還元フロー構築推進

ヤマダホールディングスグループで総合リサイクル業を営む東金属(本社=群馬県太田市)は、1955年に鉄スクラップ業者として創業した。販売からリサイクルまでのワンストップ化を目指す大手家電量販店のヤマダホールディングス(旧ヤマダ電機)が2012年にグループ化。その後、鉄スクラップ・産業廃棄物事業を継続しつつ、新たな事業として全国(沖縄県を除く)小型家電認定事業の許可を取得し、「総合リサイクル企業」として事業に取り組んでいる。東金属の今について、宮下徹社長に話を聞いた。

――ヤマダHDのグループ企業になって9年が経つ。

「当社は今、グループ内のリサイクラーとしての役割を担っており、使用済み小型家電製品の資源化が使命。台数はもちろんだが、資源化率向上を常に念頭に置き、いかに品質を高めていくかを考えている」