2021年9月28日

経営戦略を聞く/淀川製鋼所/二田哲社長/エクステリア 体制一新進む/営業最適化、地域密着を深化

淀川製鋼所は、2020年度からスタートしたグループ中期経営計画を長期ビジョン「桜(SAKURA)100」の達成に向けた助走として位置付け、鋼板をはじめ多様な事業分野と機動力を強みに施策を展開、一層強固な収益構造確立に向けまい進している。二田哲社長に方針や展望を聞いた。

 ――足元の経営認識から。

 「国内の鋼板はひも付き、店売りともに回復しており、エクステリアは物置や大型倉庫などが堅調。海外では台湾SYSCO社は販売が増加傾向で、スプレッドの改善により業績回復。中国YSS社は中国国内向けカラー鋼板の販売増で堅調に推移。タイPPT社も新型コロナウイルス禍の影響を受けつつも健闘している」








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