2022年8月8日

神鋼商事 本部長に聞く/■溶材■/執行役員 有園博行氏/事業譲受の効果発揮

 ――2021年度から22年度にかけての市場動向から。

 「溶接材料の需要として最大の建築鉄骨の分野は新型コロナウイルス禍前から都市部の再開発案件が多く、昨年は物流倉庫の建設で溶材の販売は活況だった。ただ、首都圏以外は大阪や神戸、福岡で再開発の案件があるものの、他の地区は中小物件がまだら模様で需要は強くない。自動車は昨年夏から生産調整が始まり、今なお減産が続いている。造船は受注が増えたが実際の工事はまだ増えてこない。海外を見ると主な販売地域の中国とタイは自動車向けのウエートが高く、自動車減産の影響を受けている。販売の柱の溶接関連機器は溶接ロボットの引き合いと受注は堅調だが、先行きの経済不安から先送りのケースが多く見られた。その他の溶接機類の販売はコロナ禍で21年度も伸びず、計画を下回った」

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