2015年5月8日

新日鉄住金混声合唱団、大阪で第14回リサイタル開く

 新日鉄住金混声合唱団(団長=松野正人常務執行役員)の第14回リサイタルが3日、大阪市北区のザ・シンフォニーホールで開催された。

 リサイタルは、英国の作曲家で指揮者でもあるボブ・チルコット氏を特集した「ボブ・チルコットの世界」でスタート。日本の有名な5つの唱歌を現代風にまとめた「Furusato(故郷)」や、ミサ曲のジャズアレンジで合唱とピアノにドラム、ベースが加わった「A Little Jazz Mass」で聴衆を楽しませた。

 休憩後のステージ2では、世界各国からまだ知られていない楽曲を取り上げる「One World,Many SONGS!」で、日本の「淀川三十石舟唄」やカナダ、インド、ノルウェー、アメリカの旋律と個性的なリズムが響いた。

 ラストは、作曲家・三善晃氏の初期代表作「嫁ぐ娘に」(混声合唱曲)。娘の誕生と時間の流れを想い起こし、結婚という門出を送り出す親の気持ちを心を込めて歌い上げた。当日は64人の合唱団員が出演。ステージからは時に手拍子や動きも加わり、合唱の幅広い世界を表現して客席を魅了した。







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