2010年4月5日

東京地区のNi系ステン冷薄、原料高映し強含み

 ニッケル系ステンレス冷延薄板は強含みの展開。原料価格の高騰を受けて、メーカーが製品の契約価格を引き上げており、流通の仕入れ価格は上昇している。流通では早期に価格転嫁を図りたい考えで、大手では4月からトン2万円程度の幅で値上げを打ち出した。足元の市況はトン30万―31万円で推移、上値追いの展開が予想される。

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