2014年3月25日

ジェコス、コラム切梁工法を開発 仮設山留工事

 重仮設大手のジェコス(弓場勉社長)はこのほど、仮設山留工事における切梁工法について、従来のH形鋼に代わって角型鋼管(コラム)を用いる新システムを開発し、今月から都内の建築現場で試験施工を開始した。箱形断面のコラム切梁はH鋼切梁に対して座屈性能が格段に優れるため、水平つなぎ材や中間杭(棚杭)を削減でき、工事の省力化と最大15%の工費削減を実現する点が特長。山留工事の切梁にコラムを用いるシステムは国内初で、現在、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)登録の手続きを進めている。

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