2016年7月11日

建設用鋼材 国内、下期から回復へ

来年度はタイト化拍車
 国内の建設用鋼材のマーケットは4―6月をボトムに回復に向かう見通しだ。高炉メーカーでは、2016年度の鉄骨需要量は、昨年度並みの500万トンを維持、もしくは微増するとの見方を示しており、下期にかけて土木、建築ともに需要が増加するとみている。東京オリンピック関連、再開発案件の本格化は来年度以降になるものの、年明けには前倒しでの需要が出てくる可能性も示唆しており、16年度内には具体的な需要として見えてきそうだ。

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