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JFEスチール JFE条鋼に 福山の形鋼事業 運営移管 来年4月

2026.05.11 / 2 min read
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 JFEスチールとJFE条鋼(本社=東京都港区、錦織正規社長)は8日、JFEスチール西日本製鉄所福山地区の形鋼事業について、2027年4月をめどにJFE条鋼に事業運営を移管すると発表した。JFEスチールグループの経営資源を効率的に運用して、製品ごとに製造・販売機能の最適配置を進め、形鋼事業全体の競争力強化と収益性向上を図る。今回の経営資源の適正配分と生産・販売の適正配置などに伴うグループ全体の収益改善効果として、27年度から年間12億円の発現を見込む。

 今回の事業運営移管はJFEスチールが第8次中期経営計画で掲げる「国内生産体制の再構築」の一環。福山地区の形鋼工場ではH形鋼や造船用形鋼、鋼矢板やレールなどを製造しており、今回は製造に関する事業をJFE条鋼に移管するもの。JFEスチールは形鋼事業として、西日本製鉄所倉敷地区形鋼工場におけるH形鋼や鋼矢板などの製造を継続する。

 JFEスチールは福山地区の形鋼事業運営を、形鋼製品を含めた条鋼製品の製造・販売を担うグループ中核会社であるJFE条鋼に移管することで、需給環境の変動に強く、柔軟に生産対応できる電気炉をより活用する。27年度中に福山地区のブルームCCを休止する計画であり、形鋼の製造で用いる半製品・ブルームは、JFEスチール西日本製鉄所倉敷地区からの供給とともに、JFE条鋼姫路製造所から電炉半製品の供給も考えている。製造現場のオペレーションは当面、現在従事しているJFEスチール従業員が担うが、今後の操業体制は検討する。営業・販売は製品ごとに最適な体制を考える方針であり、事業運営移管後もJFEスチールグループとして顧客への安定供給を確保する。

 国内の形鋼市場は人口減少や人手不足に加え、各種物価の高騰などの影響を受けており、建築・土木分野を中心に需要が減少傾向で推移している。JFEスチールは形鋼事業を取り巻く環境の変化を考慮しながら、顧客への安定供給を継続するとともに、将来にわたって持続可能な生産体制を構築することを目的とし、最適な生産・供給体制のあり方について検討を進めてきた。

 また、JFEスチールグループと大和工業グループとの協業については、継続して検討を進めるとしている。

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