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高炉系エンジ 3社増益 前3月期 コスト削減奏功

2026.05.15 / 2 min read
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 高炉メーカーのエンジニアリング部門の2026年3月期連結決算が出そろい、JFEエンジニアリング、日鉄エンジニアリング、神戸製鋼所(機械+エンジニアリング部門)3社が増益となった。売上収益が高水準を維持する中、コストダウンによる改善が利益を押し上げた。27年3月期の利益は、JFEエンジが250億円(セグメント利益)、日鉄エンジは220億円(事業利益)、神鋼は515億円(経常利益)を目指す。

 前期の受注額は、JFEエンジが8361億円と前年度比44・3%増え、過去最高を記録。日鉄エンジは3409億円と10・5%減り、神鋼は4022億円と5・9%減少した。

 JFEエンジはWaste to Resource(廃棄物資源の有効利用)分野の受注拡大で4期続けて受注高が過去最高を更新した。セグメント利益はコストダウンの改善などで前年度実績、業績見通しともに上回った。

 日鉄エンジは工事の進捗が堅調なことに加え、サービスビジネス領域の収益改善が利益を押し上げた。受注高は廃棄物発電プラント事業や建築工事事業の大型案件の発注時期ずれなどに伴い減少した。

 神鋼は機械部門の経常利益が売り上げの増加やサービス案件の増加により467億円と43・7%増加した。等方圧加圧装置(IP装置)需要が好調なことから受注高が増えた。エンジ部門は案件構成差などで同126億円と21・7%減った。

 27年3月期については、JFEエンジは洋上風力モノパイル事業をはじめとする受注済みプロジェクトにより増益を見込む。受注高は6000億円と大型案件が集中した25年度から減少するが、受注残高は引き続き高水準で推移すると想定した。

 日鉄エンジは受注高4200億円を見込む。前期の発注時期ずれ案件が寄与する。中東情勢の悪化による影響については、現時点では工程遅延などは発生していないとし、資材高騰の長期化などの影響を注視していく考えを示した。

 神鋼は機械部門が本体売り上げの減少や固定費を中心としたコスト増加により400億円と減益となるとした。エンジ部門は還元鉄関連事業や廃棄物処理関連事業などで複数案件の受注を見込むが、案件構成差などにより115億円となる見通し。受注高は機械部門2650億円、エンジ部門2350億円と予想した。



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