激動の時代において、不変の価値とは何か。
最前線で舵を取るリーダーが、その胸中を明かす。
最前線で舵を取るリーダーが、その胸中を明かす。
ばね加工メーカーの精密スプリング製作所(本社=岡山市中区、濱田忠義社長)はフォーミングバスバーの提供を通じ、自動車や産業機械分野での電動化の需要を捕捉したい考えだ。曲げる、ねじるなどのばねの加工技術を生かし、自動車や産機で求められる大電流化や高容量化、顧客からの複雑形状といったニーズに応える。車載用市場へのアプローチを継続する一方で、今後は独自の進展が見込める建設・農業機械も重要なターゲットに位置付け、3―5年以内の実採用を目指す。
足元では従来比約2倍となる板厚6ミリ、幅60ミリのバスバーの開発を進める。素材には銅やアルミを用いる計画。断面積の確保により高効率な電流伝送を実現する。これにより航続距離の延長や急速充電への寄与も見込める。製品関係者は「同じサイズ感でバスバーを造る場合、通常は打ち抜きによる工法が用いられる」と指摘する。「その一方でわれわれが手掛けるフォーミングバスバーは最初に用意したバー材を曲げるため、打ち抜きと違い材料ロスが発生しないのが特長」と話す。フォーミング工法で課題となる短距離曲げで約5割の短縮に取り組むことにより、低背や搭載先での省スペース化も図る。
将来的にはクラッド材を用いた製品にも取り組み、他社との差別化につなげたい考え。前出の関係者は「バスバーについては後発になるため、ニッチな部分で需要を捕捉していければ」と意気込む。
同社はばねやバスバーの製造、パイプ・シャフト曲げ、溶接、組み立て加工を展開。単一の加工機に依存せず、多様な設備を組み合わせる「ハイブリッド工法」とその難加工対応力を強みとする。主力であるばね製品は、自動車のバルブやシートなどに採用されている。

足元では従来比約2倍となる板厚6ミリ、幅60ミリのバスバーの開発を進める。素材には銅やアルミを用いる計画。断面積の確保により高効率な電流伝送を実現する。これにより航続距離の延長や急速充電への寄与も見込める。製品関係者は「同じサイズ感でバスバーを造る場合、通常は打ち抜きによる工法が用いられる」と指摘する。「その一方でわれわれが手掛けるフォーミングバスバーは最初に用意したバー材を曲げるため、打ち抜きと違い材料ロスが発生しないのが特長」と話す。フォーミング工法で課題となる短距離曲げで約5割の短縮に取り組むことにより、低背や搭載先での省スペース化も図る。
将来的にはクラッド材を用いた製品にも取り組み、他社との差別化につなげたい考え。前出の関係者は「バスバーについては後発になるため、ニッチな部分で需要を捕捉していければ」と意気込む。
同社はばねやバスバーの製造、パイプ・シャフト曲げ、溶接、組み立て加工を展開。単一の加工機に依存せず、多様な設備を組み合わせる「ハイブリッド工法」とその難加工対応力を強みとする。主力であるばね製品は、自動車のバルブやシートなどに採用されている。
