激動の時代において、不変の価値とは何か。
最前線で舵を取るリーダーが、その胸中を明かす。
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鉄スクラップ相場が28日、中部以東でトン当たり500円ほど続落した。電炉大手の東京製鉄が関東と中部の拠点のH2買値を500円下げたことで周辺の電炉メーカーや船積み業者が追随して買値を下げた。産業新聞調べの日本鉄スクラップ総合価格(東名阪3地区電炉購入価格平均、H2)は28日に5万2000円と前日から300円下がり、直近高値の8日からは累計2200円(4・1%)下落した。
関東 外需減退、需給に緩み
関東の鉄スクラップ相場は28日にトン500円続落した。ベトナムなどが夏期で鋼材需要が減退し、鉄スクラップ輸出が減って関東の需給が緩んだ。電炉メーカーのH2買値は直近高値の8日から20日間で3000円(5・6%)ほど、H2の湾岸価格は直近高値の6月初旬から2カ月弱で4500円ほど(8・3%)下がった。
28日時点の関東電炉メーカーのH2購入価格は5万―5万1000円前後、船積み業者のH2買値(FAS=船側渡し)は4万9000―5万円前後に下がった。
電炉大手の東京製鉄は、28日入荷分から宇都宮工場と東京湾岸サテライトヤードの鉄スクラップの買値を、H2などほとんどの品種で500円ずつ下げた。23日と25日にも両拠点の買値を全品種一律で500円下げていた。在庫量が多い両拠点の入荷を調整するためだとしている。
東京湾岸SYと田原工場の新断の買値は他品種よりも大きく下げた。主に田原工場向けの内航船の船積みをする東京湾岸SYは新断を1500円、田原工場は1000円下げている。東鉄は、足元で集荷しているスクラップ全体の品質が高位で安定しており、不純物の「薄め材」として使用している新断の需要が相対的に下がったためだと説明した。
中部 ヘビー7カ月ぶり反落
中部地区では、荷余り感が生じている新断で続落し、ヘビースクラップで昨年12月以来、約7カ月ぶりに反落した。ただ依然として全国的な最高値水準を維持しており、目先も下げ余地がある状況下で先安含みの展開となる見通し。
地区炉前購入価格は、指標品でトン5万3000―5万3500円前後。新断で同5万6000円前後。地区市況に影響の大きい東京製鉄田原工場、名古屋サテライトの陸上の特級購入価格は同5万3500円と5万2500円で、田原工場の新断購入価格は同5万6000円となっている(7月28日時点)。
7月入り後、盛り上がりを欠いていた輸出マーケットを背景に合計で、新断でトン2000円前後、H2で同500前後のメーカー値下げが行われた。
既に一部品種の需給に緩みも見られることから、目先はメーカーが順次炉休入りすることに伴い、高値調整の動きが進展する可能性が高い。ただメーカー生産は特殊鋼メーカーを中心に堅調で、炉休中もスクラップの購入を継続する向きが多いことなどで、市中の夏枯れの影響や新規輸出商談動向などを注視した慎重な姿勢となりそうだ。

関東 外需減退、需給に緩み
関東の鉄スクラップ相場は28日にトン500円続落した。ベトナムなどが夏期で鋼材需要が減退し、鉄スクラップ輸出が減って関東の需給が緩んだ。電炉メーカーのH2買値は直近高値の8日から20日間で3000円(5・6%)ほど、H2の湾岸価格は直近高値の6月初旬から2カ月弱で4500円ほど(8・3%)下がった。
28日時点の関東電炉メーカーのH2購入価格は5万―5万1000円前後、船積み業者のH2買値(FAS=船側渡し)は4万9000―5万円前後に下がった。
電炉大手の東京製鉄は、28日入荷分から宇都宮工場と東京湾岸サテライトヤードの鉄スクラップの買値を、H2などほとんどの品種で500円ずつ下げた。23日と25日にも両拠点の買値を全品種一律で500円下げていた。在庫量が多い両拠点の入荷を調整するためだとしている。
東京湾岸SYと田原工場の新断の買値は他品種よりも大きく下げた。主に田原工場向けの内航船の船積みをする東京湾岸SYは新断を1500円、田原工場は1000円下げている。東鉄は、足元で集荷しているスクラップ全体の品質が高位で安定しており、不純物の「薄め材」として使用している新断の需要が相対的に下がったためだと説明した。
中部 ヘビー7カ月ぶり反落
中部地区では、荷余り感が生じている新断で続落し、ヘビースクラップで昨年12月以来、約7カ月ぶりに反落した。ただ依然として全国的な最高値水準を維持しており、目先も下げ余地がある状況下で先安含みの展開となる見通し。
地区炉前購入価格は、指標品でトン5万3000―5万3500円前後。新断で同5万6000円前後。地区市況に影響の大きい東京製鉄田原工場、名古屋サテライトの陸上の特級購入価格は同5万3500円と5万2500円で、田原工場の新断購入価格は同5万6000円となっている(7月28日時点)。
7月入り後、盛り上がりを欠いていた輸出マーケットを背景に合計で、新断でトン2000円前後、H2で同500前後のメーカー値下げが行われた。
既に一部品種の需給に緩みも見られることから、目先はメーカーが順次炉休入りすることに伴い、高値調整の動きが進展する可能性が高い。ただメーカー生産は特殊鋼メーカーを中心に堅調で、炉休中もスクラップの購入を継続する向きが多いことなどで、市中の夏枯れの影響や新規輸出商談動向などを注視した慎重な姿勢となりそうだ。
