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アルミ合金1年ぶり下落 7月積み販価、5―10円安

2026.08.05 / 2 min read
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アルミ二次合金メーカーとダイカストメーカーなど需要家筋との間で行われていた、7月積み小口向けアルミ二次合金価格交渉(単月・後決め)は、価格帯によって大きくバラつきを見せたが、平均で前月比キロ5―10円安となった。2025年6月積み以来の値下げとなる。輸入塊価格と原料価格の下落が値下げにつながった。

 関東、メーカー下げ渋り

 関東地区は横ばいから一部下げ。これまで値上げが遅れていた玉については、引き続き上昇した。一方で、今回の交渉では一部値を下げるケースもあった。7月に合金の原料であるスクラップの価格が急落したことや、国内塊の価格を下回る輸入塊の存在が響いた。

 7月のスクラップが前半にキロ40円下げ、後半には20―30円下げたが、今回の製品価格はやや下げ渋ったと言える。需要家は「二次合金メーカーの下げに対する抵抗は強かった」と話す。

 ただ、今後の製品価格には下押し圧力がかかりそうだ。スクラップ安に加え、輸入塊の割安感も強まっている。複数の二次合金メーカーから「これから国内の製品価格は、輸入塊の価格に寄らざるを得ないだろう」との声が聞かれる。令和8年熊本地震が製品需要に与える影響も懸念される。

 中部、原料急落など映す

 中部地区は横ばいからキロ15円安となった。割安な輸入塊価格や原料相場の下落が、1年ぶりの値下げ要因となった。これにより直近のAD12・1の小口向け価格はキロ566―576円どころに移行した。

 月後半に向かうにつれて交渉は横ばいもようから、弱基調へと交渉の雰囲気が変化していった。今後については熊本地震の需要への影響と為替相場の推移が注目される。

 関西、反応分かれる

 関西地区は価格帯で反応が分かれた。平均では前月比キロ5―10円安となったが、一部では横ばいや値上げが遅れているところでは上昇するケースも見られた。

 月前半の時点では横ばい観測が強かったが、原料価格や輸入塊価格の下落を受け、交渉のタイミングで結果が分かれた。需要家筋は原料価格が下落した分の価格引き下げを求めたが、合金各社は使用している原料価格が高値時に仕入れたもののため大幅な値引きには抵抗を見せ、小幅安での決着となった。

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