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JFEスチール、1万円追加値上げ 店売り・ひも付き 鋼材全品種で 10月商談分から

2026.09.18 / 2 min read
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JFEスチールは17日、鋼材の販売価格について10月商談分からトン当たり1万円値上げすると発表した。対象は店売り・ひも付きの全品種。諸物価や原料炭価格の高騰を受け、販売価格への転嫁が必要と判断した。JFEでは上期に1万5000円を値上げしており、本年度は累計2万5000円の値上げとなる。同社では「収益が大変厳しい状況だ。取引先には丁寧に説明しご理解を得ていく。できれば年内には完遂したい」としている。

 JFEスチールは本年度に入り、主原料価格の高騰で1万円、諸物価上昇および中東影響などで5000円の値上げを打ち出していた。当初の1万円値上げについては、9月までにはほぼ完了できる見込みとし、追加の5000円分については7―9月期から順次、販売価格に転嫁していく方向性で進めてきた。

 今回(下期)の1万円の追加値上げについては10月以降、前回分の5000円と合わせ年内をめどに値上げ交渉を行い、完遂したい考え。

 対象は店売り・ひも付き全品種だが、ひも付きについては顧客との価格フォーミュラなど従前からの商談の連続性は考慮する方針。

 10月に入る前での再値上げアナウンスについてJFEでは「26年度上期は加速度的に物価上昇が進展し、鋼材にかかる諸物価も高騰していた」とした上で「(下期に入る)できるだけ早いタイミングである程度追加の値上げをお願いしたいと考えていたが、足元の中国の原料炭生産減を契機に、国際的な原料炭価格が高騰し、このタイミングになった」と説明する。

 同社では西日本製鉄所・倉敷地区でのバンキングにより高炉1基が休止中。粗鋼ベースでは全社フル操業中という。

 原料炭を巡っては先月までに強粘結炭のスポット相場がトン267ドル程度と2年半ぶりの水準に高騰。5月に中国の山西省で起こった炭鉱事故の影響で上昇し、7月に一時下落したが、8月に湖南省などで炭鉱事故が発生し供給不安が広がった。中国炭の供給減はしばらく続くとの見方があり、一段高となる公算がある。

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