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SUS、省力化需要を捕捉 物流事業売上高倍増図る 電動運搬カート投入

2026.09.17 / 2 min read
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アルミプロファイル大手のSUS(本社=静岡市駿河区、石田琢志社長)は、物流分野の事業拡大を加速する。ロジスティクス事業の売上高を現在の年間約10億円から、2030年に20億円規模へ倍増させる目標を掲げる。大手EC事業者など既存顧客との取引拡大に加え、新規顧客の開拓を図る。新製品の電動運搬カート「ファクトリーポーター」などを投入し、省力化・自動化需要を取り込む。

 同社は16年、FA業界で培った自動化・省人化のノウハウを生かしてロジスティクス事業を立ち上げた。物流機器の開発には、FA分野で蓄積したアルミフレームの知見も生かす。営業担当者は「手軽なカートから、自動搬送や高所アクセスまで、『運ぶ』を広げることができる」と話す。

 9月8―11日に東京ビッグサイトで開催された「国際物流総合展2026」では、搬送の「全方位戦略」に基づく製品群を披露した。アルミの軽さやカスタマイズ性を生かした機器から自動搬送、高所作業向け製品までそろえ、物流センターや倉庫の幅広い課題に対応する。

 新製品の「ファクトリーポーター」は本体幅600ミリ、最高速度が時速6キロ以下。特殊な資格や免許を必要とせず、最大航続距離は38キロ。荷台の可搬重量は100キロで、棚、平、BOXの3種類のアルミ製ラックを用途に応じて交換できる。物流センター内のピッキングや補充・供給、工具・部品の運搬などを想定する。10月に受注を開始し、初年度200台の販売を目指す。大型化する物流センターで、作業者の移動・運搬負荷の軽減や省力化につながる製品として需要を開拓する。

 協働運搬ロボット「サウザー」は可搬重量120キロで、作業者への自動追従やメモリートレース走行に対応する。複雑なプログラミングを必要とせず、無人搬送を導入しやすい点を訴求する。

 アルミ製軽量カートや最大300キロのアシスト能力を持つ電動アシストカートに加え、高所ラック向けの電動昇降カート「スカイステップ」も展開する。スカイステップは本体幅600ミリで、作業床が最大1950ミリまで上昇。狭い通路での高所作業に対応する。

 SUSは手押し搬送から電動化、自動搬送、高所作業まで提案領域を広げ、物流現場の人手不足や省力化ニーズを捉える。展示会などを通じて新規顧客との接点を増やし、30年の売上高20億円達成につなげる考えだ。

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