2021年9月1日

中国の鋼材輸出受注急減 粗鋼減産政策受け抑制

【上海支局】中国鋼鉄工業協会によると、輸出向けの新規の鋼材受注が7月に減少に転じ、8―9月分と月を追って大きく減少している。粗鋼の減産政策から鉄鋼企業が輸出向けの受注を削減し、特に新型コロナウイルスの再感染拡大で経済が落ち込む東南アジア向けを大きく減らしている。鉄鋼企業は限られた鉄源を秋の需要期に入る国内向けに振り向けるとみられ、鋼材輸出は9月以降大きく減少し、アジアの鋼材需給は一段引き締まる見込みだ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more