2022年6月2日

重仮設リース大手4社 前3月期 1社増収、3社減収

重仮設リース大手4社の2022年3月期連結業績が出そろった。1社が増収、3社が減収と分かれた。収益は経常段階で2社が増益だった。建設業界では公共投資は堅調に推移した半面、民間建築分野の需要回復ペースが鈍く、受注競争は激化、諸物価高騰の影響も強まる。資機材調達遅れの影響、工事の着工遅延や進捗遅れや一部で工程の見直し、原材料、鋼材価格の高騰もあって、重仮設リースの業績に影響した。次期業績予想は3社が増収、経常段階では2社が増益とした。人手不足、24年問題での運送・労務コストや、資源高による鋼材価格の上昇など収益面で厳しい状況も予測される。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more