2025年10月7日

鉄筋 25年度出荷 予想下回るペース 普電工会見 下期の回復期待 値上げで市況下落収まる

普通鋼電炉工業会の美濃部慎次会長(合同製鉄社長)は6日、都内の鉄鋼会館で会見を行い、鉄筋用小形棒鋼の国内向け出荷数量について、「酷暑などの影響で建設現場の施工が滞り、異形棒鋼に限らず電炉品種全般で出荷が大幅に減少した。これまでのペースが続いた場合、7月の工業会による2025年度予測の588万トンを下回る可能性が高い。季節的要因が解消されて正常なペースに戻り、上期で遅れた工事が下期で進み始め、働き方改革に慣れて建設現場における人員活用の効率が上がるなどで、下期の需要回復を期待している」とコメントした。





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