2011年9月6日

鉄スクラップ、国内市況反発の兆し

 国内鉄スクラップ市況に、反発の兆しが出始めた。米国鉄スクラップ高を受けて東アジアの輸出市況に底値感が台頭しており、先週5日入荷分からは、東京製鉄が約2カ月ぶりに鉄スクラップ購入価格の引き上げを実施した。

 東京、大阪など主要地区の電炉メーカー各社は、今のところ東鉄の値上げ追随は見送っているものの、「今月は2度の3連休を控えていることもあり、市中の先高への期待感が徐々に強まるのでは」(流通筋)との声も聞かれる。







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