2011年12月16日

神戸製鋼、アルミ鍛造 中国で能力倍増

 神戸製鋼所は15日、中国に建設中のアルミ鍛造部品の製造拠点、神鋼汽車部件(蘇州)に追加投資を行うと発表した。プレス機などの設備を増強し、生産能力を倍増する。上工程の溶解鋳造工程も新設して一貫体制を構築し、生産効率の向上を図る。追加の投資額は約45億円の見通しだ。

 近年、日本や欧米の自動車メーカーは、販売が好調な中国での生産を相次いで拡大。車体軽量化ニーズも相まって、神鋼汽車が製造する自動車サスペンション用アルミ鍛造部品の受注も増加が見込まれるため、能力増強によって対応可能な体制を整える。







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