2010年8月9日

日立金属、アモルファス合金増産

 日立金属のアモルファス合金生産量が伸びている。リーマン・ショックの影響で年間5万トン以下にまで落ち込んでいたが、足元では過去最高の8万トンまで増加してきた。

 環境規制を強化している中国など海外向けにアモルファス合金を使った変圧器の需要が増加しているためで、2012年度までにフル能力10万トンという中期計画の前倒し達成は確実。欧州でもアモルファス変圧器の採用に向けてフィールド試験が開始されており、高まる需要への対応力が今後の課題となりそうだ。







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