2010年8月9日

三井金属、製錬・リサイクル 一体操業

 三井金属は環境リサイクルを組み合わせた製錬所の強化策を推進する。鉛を含むブラウン管(CRT)のファンネルガラスの処理量を増やしているほか、溶融飛灰や製鋼煙灰といった亜鉛の二次原料を処理する設備の増強も視野に入れている。

 貴金属などを含む廃電子基板や鉛廃バッテリーの集荷体制も強化。鉱石事情の悪化などで製錬所は厳しい事業環境に置かれているが、環境リサイクルと一体化した操業で競争力を高めたい考えだ。







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