五大産業、中国で薄板販売開始へ

　五大産業（本社＝大阪市中央区）は今年7月、中国子会社の「五大商貿（北京）」が増値税一般納税資格と、中国での薄鋼板の販売ライセンスをともに取得した。また、運転資金の充実を図るため、同社の資本金を設立時の10万ドルから40万ドル（約3500万円）に増資した。これにより、中国で営業薄板を本格的に開始する。

基本的には今秋から現地メーカーの材料を中国の日系中小ユーザー向けに納入する予定で、当初は月間200―300トンの鋼材販売を予定している。