2010年3月1日

東京地区の構造用鋼、販売不振、弱横ばい

 構造用鋼は弱含み横ばい。原料の鉄スクラップの価格が上昇傾向にあることや、海外向け建機需要の緩やかな回復を背景に、下値は消えつつある。それでも年度末にかけて売上高を確保したい一部流通では安値取引も散見される。自動車向け部品関連の需要が堅調だが、国内の産業機械需要などは依然低迷しており、用途によって需要に温度差がある。機械構造用炭素鋼(SC、丸鋼)がトン当たり11万7000―12万円、クロムモリブデン鋼(SCM、丸鋼)が同14万3000―14万5000円どころ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more