2009年10月22日

鉄連会長 「自律的回復至らず」 来年1-3月

 日本鉄鋼連盟の宗岡正二会長(新日本製鉄社長)は21日の定例会見で、「国内は自律的な回復の過程に乗ったとは必ずしも言えない。(一部の需要産業の回復は)政府の景気対策によるところが大きく、いずれ一巡する。補正予算の執行状況もどうなるか分からない。足元の円高も製造業など輸出産業に大きなインパクトを与えている。

 海外も同様に各国政府の景気対策効果が大きい」との認識を示した上で、来年1―3月期の全国粗鋼生産レベルについては「不透明材料が多く、見通しにくい状況にある」と述べた。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more