2009年1月26日

東京製鉄、経常益3.2倍 550億円

 東京製鉄は23日、2009年3月期の単独経常利益が前期比約3・2倍の550億円になる見通しだと発表した。中間決算時に公表した前回予想の500億円から、50億円上積みした。

 下期は原料鉄スクラップの平均単価をトン3万5000円と想定していたが、鉄鋼需要の急激な落ち込みで10―12月は2万4000円弱で推移。1―3月も2万3500円と軟調推移が続くとみており、製品と原料の値差拡大が収益拡大に寄与する見通し。これにより、売上高経常利益率(ROS)は08年3月期の7%から20%に大幅上昇する見込みだ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more