2014年7月10日

阪和興業、東京鋼鉄株を買い増し 関係強化で存在感向上

 阪和興業は9日、同日付で東京鋼鉄(栗原英夫社長)の発行株式のうち24・71%を取得すると発表した。東京鋼鉄の主要株主だった「いちごトラスト」から購入するもので、購入株式数は431万1000株で、購入金額は18億3200万円。今回の取得により、阪和興業はすでに所有する株式と併せると、持ち株比率は26・48%となり、三井物産に次ぐ第2位株主となる。製品の調達力を強化する一方で、鉄スクラップの原材料の供給増加を見込むなど、国内の電炉メーカーとの関係強化を図るのが狙い。







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