2015年7月21日

東海地区コイルセンター、在庫調整遅れに危機感

 東海地区コイルセンターの在庫調整が遅れている。東海CC工業会調べでは、昨年末の在庫は34万6500トンだったが、6月末は36万―37万トンとなったもようで、今月も大きくは減らない見通し。国内高炉は7―9月も薄板減産継続の方針を打ち出しているが、8月は自動車が長期の夏季休暇を予定しているなど、7―9月のコイルセンター出荷も4―6月並みとなる可能性が強い。さらに、中国材などの輸入増が懸念される。コイルセンターは在庫が減らないことへの危機感を強めており、国内メーカーの減産の本気度が問われる状況となっている。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more