古河電工、小林専務が社長昇格

会見で握手する小林次期社長(右)と柴田社長

古河電気工業は22日、小林敬一・代表取締役兼執行役員専務（57）が、4月1日付で社長に昇格すると発表した。これに伴い柴田光義社長（63）は、同日付で取締役会長に就任。田政雄会長（67）は、会長職を退任して取締役に異動し、6月の定時株主総会をもって相談役に退く。同社は今回、中期経営計画で掲げる企業価値向上に向け、経営トップの若返りを図る。

▽小林敬一（こばやし・けいいち）氏＝85年早大理工学研究科修了後、古河電工入社。14年執行役員（銅条・高機能材事業部門長）、15年執行役員常務（自動車・エレクトロニクス系事業部門管掌兼銅条・高機能材事業部門長）、16年執行役員専務（グローバルマーケティングセールス部門長）。59年6月24日生まれ、北海道出身。