2017年5月19日

原料炭市場が沈静化 豪州の供給網、サイクロン被害からの復旧進む

 豪州のサイクロン被害で一時急騰した原料炭市場がようやく沈静化してきた。業界関係者によると、豪州東部の鉄道輸送も正常化に向かい、供給網の復旧が進んだため、一時トン300ドルを超えていたスポット市場は170ドル(1万9200円)以下に下がった。市場の雰囲気は供給障害前の状況を取り戻してきている。3月末から中断していた高炉大手と山元の4―6月積み価格交渉は、7―9月の状況もにらみながらようやく本格化しそうだ。







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