2017年6月22日

JX金属、黄銅条生産を縮小 1―2年で最大3割目標

 JX金属の伸銅品生産拠点である倉見工場(神奈川県)は、黄銅条の生産を縮小する。戦略商品のコルソン系銅合金条やチタン銅条、圧延銅箔の生産が伸びており、IoT(モノのインターネット)関連機器向けなどで需要のさらなる拡大も予想される。設備増強を進めているが足元は生産能力が追い付いておらず、比較的汎用性が高い黄銅条を「2―3割程度」(百野修機能材料事業部長)を目標に減らし、戦略商品に能力を振り分ける。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more