2017年7月28日

全鉄連・阪上会長 鉄鋼メーカーの値上げ幅 ”かい離”懸念

 全国鉄鋼販売業連合会の阪上正章会長(清和鋼業社長)は鉄鋼メーカーが進める値上げについて、自動車向けの薄板などひも付き価格と比べ、店売り価格の値上げ幅が大きく、値上げ額がかい離している点を懸念事項として問題提起した。現状では、メーカー値上げに伴う流通段階での価格転嫁の動きは不十分との認識を示した上で、「値上げ幅のかい離が価格転嫁を進めにくくしている全ての要因とは言わないが、要因の一つとなっている」とし、鋼材流通にとって市場展開を難しくしていると指摘する。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more