2014年9月5日

東京薄板市況、支給材下げ後も様子見

 東京地区の薄板市場は、市況に与える影響が大きい完成車メーカーの「支給材価格」の引き下げが先月下旬に明らかになった後も、現行値圏でもちあう展開が続いている。現状では、流通経由で購入している自動車関連の小口需要家からの値下げ要請は本格化しておらず、大手流通もこれ以上マージンを縮めたくない意向が強いことから、強気の販売姿勢を保っている。3日には新日鉄住金名古屋製鉄所で火災事故が発生し、減産や納期調整などの需給影響は必至との見方が強まる中、今後は様子見ムードが一層濃くなりそうだ。

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