2018年3月8日

中国鋼材市況が一段高 操業抑制で需給タイト化

 中国の鋼材市況は3月に入り、一段高となった。昨年末以降、在庫を圧縮していた流通業者が春節(旧正月)明けに鋼材の購入を始めたが、北部の鉄鋼企業が環境規制を受けて高炉の操業を抑えており、需給がタイト化した。河北省唐山市や河南省の政府が鉄鋼減産継続の意向を示すなど供給制限は続く見通し。5日開幕の全国人民代表大会で報告された鉄鋼能力削減や企業再編の政府方針も市況の先高観を強めたようだ。







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