2018年12月4日

粗鉛の国内価格高止まり

 再生鉛中間原料の粗鉛(ブリオン)の国内価格が高止まりしている。主原料となる廃バッテリー(使用済み自動車用鉛蓄電池)の荷余りと値崩れに伴って、粗鉛の連れ安も予想されたが、国内価格の電池鉛の理論値(輸入採算価格)に対する掛け率は95―97%どころと、直近高値と比べて1―2%安にとどまっている。輸出との競合、廃バッテリーの解体処理能力の不足などが背景と見られる。







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