2020年6月8日

異形棒市況、関西は6万円回復へ

関西地区の異形棒鋼市況は5万8000―6万円(トン当たり、ベースサイズ、メーカー直送)どころを高値寄りに推移し、月内にも6万円の大台乗せとなる方向だ。中国の鉄スクラップの輸入緩和の動きを受け、国内のスラップ価格も上伸し、地区メーカーは製品価格を引き上げてきている。流通も自らの収益を考慮し、唱えを引き上げてきており、これが市況に反映されている。ただ、先行きの需要が不透明なだけに、6万円以降の市況は実需動向をうかがいながらの展開となる見通しだ。







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