2019年10月9日

宝山鋼鉄 製造知能化を推進

 「近い将来、無人の製鉄所を実現させる」。中国宝武鋼鉄集団の中核事業会社、宝山鋼鉄の侯安貴総経理は製造の知能化を推し進め、世界トップクラスの競争力を目指す。中国の国内需要が減少する一方で環境対策などコストが増え続けるためだ。生産能力を量・質両面で高め、中国だけでなく世界の鉄鋼業を牽引する構えだ。