2014年3月19日

ニホンケミカル 効率化、品質向上へ設備投資

 金属表面処理加工のニホンケミカル(本社=広島県三原市、村上眞二社長)は、業務効率化と品質管理強化を念頭に、近い将来、浦安工場(千葉県浦安市港)で主力のショットプラスト・プライマー加工ラインをリプレースする一方、品質管理システムを導入する。最新鋭機にすることで品質、加工速度を上げ、納期対応力を強める。品質管理システムではトレーサビリティを考慮し、材料から加工、出荷までの履歴情報を網羅、製品の流れがコンピューター端末で可視化、品質保証を容易にできるようにする。異材混入の防止、高品質維持につなげ、顧客への提案にも生かす。