2022年8月16日

7月中国粗鋼生産、前月比10%減 需要減・採算難が影響

 中国が鉄鋼減産の傾向を強めている。7月の粗鋼生産は8143万トンと前月比10・3%減り、2カ月連続減。前年同月比6・4%減り、13カ月連続減少した。高温多雨など季節的要因から需要が低調で鋼材市況が下落し、収益が悪化した鉄鋼メーカーが生産を減らしている。鋼材の市中在庫の減少につながり、7月下旬に鋼材市況が上昇に転じた。需要期の秋に政府の景気対策効果が加わって需給が締まり、市況がさらに上向く観測が広がるが、不動産不況やゼロコロナ政策が需要の回復を鈍らせる見方も依然根強い。

おすすめ記事(一部広告含む)