2009年6月2日

アルミ新地金、7-9月 下げ止まる

 軽圧品市況の指標となる2009年第3四半期(7―9月期)のアルミニウム新地金価格は、直近半年間で半値まで急落後、ようやく下げ止まり横ばいとなった。

 昨年末はキロ当たり400円に迫る状態だったが、本年に入って急降下。世界的な景気悪化で、海外アルミ相場は下げ足を速めた。しかし、ここにきて各国の経済対策や減産などにより、海外相場がほぼ底を打ち、軽圧品需要にまだ力強さは見られないものの、市中では冷え込んだ販売の復調に期待感が強まっている。