2009年8月5日

LMEアルミ、先物2000ドル目前 投機買いに過熱警戒感

 海外アルミ相場は過熱警戒感が強まっている。ロンドン金属取引所(LME)のアルミ相場は、現地3日の先物でトン1900ドル台後半(後場買値)に続伸し、2008年11月11日以来およそ8カ月ぶりの2000ドルが視野に入ってきた。

 商社筋によると「ファンダメンタルズに目立った改善はないものの、投機筋の買いが引き続き旺盛」とみられる。とはいえ、すでに上昇トレンドのピークに近いところにあるため、多くの扱い筋は「足元の相場は明らかな行き過ぎで、いつ反落してもおかしくない」と指摘する。







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