シグマグループ、重慶でアルミ溶湯供給

　世界最大手のアルミ二次合金メーカー、シグマグループ（本社＝台湾高雄市小港区）は、２０１１年後半の操業開始をめざす重慶シグマの新工場でＡＤ12・１の溶湯供給を行う。トニー・フアン会長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）は「すでに、中国の大手ダイカストメーカーがユーザーに決定し、同社は重慶シグマ新工場の近郊で工場建設を開始した」と語った。

　重慶シグマは現在、ダイカストメーカーや自動車部品メーカーに対して営業を展開し、溶湯需要の開拓を進めている。