2010年12月7日

アルミ新地金、10円上げ 海外高映す

 アルミ圧延品価格の指標となる2011年第1四半期(1―3月期)の国内アルミニウム新地金価格が、キロ当たり10円引き上げられる。基準となる7月以降の海外アルミ相場が、緩やかながら上昇線を描いたため。10―12月期は3期ぶりの下げだったが、再び上げ基調となった。アルミ圧延品需要は先行き不透明とされており、基準地金価格の上昇は痛手になる。