2011年3月28日

アルミ建材需要2.9%増、11年度見通し 政策効果続く

 日本サッシ協会は25日、2011年度のアルミ建材需要が前年度比2・9%増の35万5000トンになるとの予測を発表した。減税や住宅版エコポイントなどの政策が需要を下支えし、マンション販売や企業の設備投資意欲も改善する結果、2年連続で前年実績を上回る。

 ただ今回の予測は、東日本大震災の発生前に取りまとめており、震災が市場に与える影響は織り込んでいない。このため、同協会では今後の需要動向を見た上で、今年秋をめどに予測の見直しを行う方針だ。