2014年5月20日

銅電線出荷、増加基調を維持

日本電線工業会は20日、国内電線メーカー約130社の4月銅電線出荷量をまとめ、速報値で前年同月比6・5%増の5万8500トン(銅量)と発表した。消費税引き上げという逆風下で伸び率こそ縮小したものの、8カ月続けて前年実績を上回った。総量の40%以上を占める建設・電販部門がプラス成長を持続したほか、輸出が約4倍に増えるなどしたため、全体の数量を押し上げた。一方、光製品の3月出荷実績は、同7・1%減の344万7049キロメートルコア(光ファイバー長さ)で、4カ月ぶりのマイナスに転じた。