2013年11月21日

銅電線出荷2桁伸び 10月6.6万トン

日本電線工業会は20日、国内電線メーカー約130社の10月銅電線出荷量をまとめ、速報値で前年同月比10・6%増の6万6400トン(銅量)と発表した。内需・輸出ともプラス基調を維持し、2カ月続けて前年実績を上回った。総量の40%以上を占める建設・電販部門が依然堅調推移していることに加え、主力の電気機械が2桁増を記録するなど回復傾向をたどっていることから、全体の数量を押し上げた。一方、光製品の9月出荷実績は、同19・4%減の312万5565キロメートルコア(光ファイバー長さ)で、10カ月連続の対前年比マイナスとなった。