2016年6月2日

三菱伸銅、今期販売7%増14万トン計画 板条需要に底入れ気配

 伸銅品最大手の三菱伸銅(本社=東京都品川区、堀和雅社長)は、今期(2017年3月期)の販売量を前期より1万トン(7%)多い14万トンと計画する。板条は車載用コネクター向け、電子材向けともに需要に底入れ気配があり、年度を通じて若干上向くとみている。棒線も大幅な需要環境の改善は見込みにくいが、電力会社の設備更新にかかわる需要復調などに期待。経常利益は約5割増の40億円を目指す。







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