2016年12月5日

アルミ新地金 1-3月対日割増金交渉 生産者95ドル、110ドル提示

 2017年1―3月期のアルミニウム新地金対日プレミアム(割増金)交渉が始まった。生産者側はトン95ドル、110ドルを提示してきており、前四半期より27―47%高い。中国が国内価格の大幅上伸を受け輸入量を増やしたことで、アジアの需給が引き締まったことなどが背景にあるとみられる。一方、国内需要家側の要望も60ドル台から80ドル台と幅があり、生産者側との差も開いている。交渉が長引く可能性もありそうだ。