2016年12月9日

産総研と東北大、磁化スイッチングを容易化

 産業技術総合研究所と東北大学金属材料研究所は8日、Ni―Fe合金のなかに作られる磁気モーメントの渦構造(磁気渦構造)の運動を利用するFePt規則合金層を、少ないエネルギー(小さな外部磁場)で磁化スイッチングできることを発見したと発表した。これにより、磁気記憶デバイスにおける記録情報の超高密度化と低消費電力動作の両立に向けた道筋が示されたとしている。

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