2017年5月19日

住友金属鉱山、ニッケル・コバルトなど車載電池向け供給懸念

 住友金属鉱山の中里佳明社長は18日の経営説明会で、車載電池に使われる金属原料の供給不足懸念を踏まえた「メタル・セキュリティー」の概念を掲げた。車載用リチウムイオン電池の急速な市場拡大が見込まれる一方で、正極材の原料となるニッケルやコバルトの供給能力は現状限られる。原料の安定確保は自動車、電池業界にも重要な関心事となりつつあり、「顧客との議論がまさに緒に就いたところ」と説明した。







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