2017年8月25日

鉄道総合技術研究所、超電導蓄電で新段階

 鉄道総合技術研究所は、古河電気工業などと共同で山梨県米倉山において取り組んできた超電導フライホイール蓄電システムの研究開発をさらに推進する。現在は超電導磁気軸受で10トンの荷重支持を確認してきたが、中核技術となる高温超電線材を担当する古河電工は、さらに特性の良い線材開発に注力。これにより、さらに大型の15トンの荷重を支持できる磁気軸受開発を進める。また松井鋼材は、大径複合軸の開発を行い、近く米倉山で実証試験を開始する予定。鉄道総研では今後、これら各パートナー企業との連携で、鉄道向けへの本格展開を目指す。







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